注文住宅を建てる流れ

自分たちの家を建てる。これは自分たちの生活を一変させる大きな変換点になります。そして長い人生の中で1回限りという人もいるでしょう。ですがいざ自分たちの家を建てようと思い立っても、何から始めていいか分からない、いつ何をしてどう行動すればいいのか分からない部分も多いと思います。ここではいざという時に慌てないですむように、注文住宅の流れを解説していきます。注文住宅の契約前後の流れにを正しく理解することで、自分たちの希望のマイホームがスムーズに購入まで動けます。ぜひ後悔のないマイホーム取得を目指しましょう。

マイホームを建てたい!大まかな流れは

マイホームを建てる流れを大まかに説明すると、予算を決定し、建てたい家のイメージを固め、建物を建てる工事を依頼して、完成するというのが一般的です。家は建てるだけでも時間がかかりますから、おおむね動き出してから1年前後にマイホームが完成するのが一般的ではないでしょうか。

マイホーム獲得までの流れ

注文住宅でのマイホーム取得の場合、下のような流れで行われます。大まかな流れとなりますので、依頼する建築工事会社などによって順番が前後する場合もあります。ここで重要なのは、どういう流れがあるのかを把握することです。

前段階として動けるもの

  • 情報収集(土地探し、建築会社探し)
  • 建築したい土地候補を絞り込む(生活スタイルの合わせての検討など)
  • 資料請求やモデルハウス見学などを行い、建築会社を絞り込む(自分たちの建てたい家へのイメージ固め)

など動き出すことは可能です。少し自分たちで動き出すことで、いつかと思っていたことも現実味を帯びてきます。またモデルハウスなどの見学で、家のイメージも大切ですがその対応してくれるスタッフの感触などから、その会社の雰囲気を感じ取ることもできます。家は建てて完成ではありません。その後もアフターメンテナンスなどで、建築会社さんとは長い付き合いになります。その辺を頭の片隅に置きながら、家を建てるパートナー選びをすることも大切なポイントです。

実際に家を建てるために

  • 資金計画を立て、予算の決定
  • 土地の仮決定
  • 家のイメージを固め、パートナーを選ぶ
  • 概算見積りを依頼する
  • パートナーを決定し、プランの詳細を固める
  • 住宅ローンの申し込み
  • 建築工事の開始
  • 住宅の完成 そして引き渡しへ

そして住宅建築などの大きな金額が動く場合、契約と言っても簡単には進みません。注文住宅の場合、土地と建築それぞれの段階で、前段階で「仮契約」そして「本契約」という形を結びながら進むケースが一般的になります。いくら仮契約という簡単に感じられそうなフレーズですが、基本的には契約と同じ行為になります。ですので契約とつく行為の場合は、細心の注意を払うことが重要です。

KANAEL住まいるでは

当社KANAEL住まいるでは下のような工程をふみ、住宅を建築しています。

各建築会社により流れも、どこから予算が発生するのかも違ってきます。どういう工程で進むのかも重要ですが、流れと一緒に金額の説明もしっかりと行ってくれる会社を選ぶことも重要です。聞いていないなどは、後々トラブルにつながりかねません。

ポイントごとに詳しく解説

ここでは前項で説明した工程をひとつづつ解説していきたいと思います。

1.資金計画を立て、予算の決定

家を建てると決断して動き出した時、何をしますか。多くの方が住宅関係の雑誌を購入したり、インターネットで資料請求や見学会場をのぞいたりなどを行います。ですがその前に行いたいのが、「資金計画を立てる」ことです。予算を立てるというのは、実際に我が家の予算として住宅にかけられる資金の状況を確かめることです。

例えば自己資金として用意できるのはいくらなのか、返済額として毎月家計から出せる金額はいくらなのかなど、分析することが大切です。そして住宅を所有するということは、賃貸の頃にはなかった税金などの維持費も発生します。住宅にかけられる金額としての目安は、年収の30~40%とも言われています。ライフスタイルなどにより、返済額にかけられる割合は人それぞれです。現在の生活から、月々どの位の返済なら余裕をもって返済できるのかを考えて、住宅建築に出せる費用を把握しましょう。

2.土地の仮決定

住宅建築に支出できる予算が把握出来たら、次は自分たちに合った土地探しを始めます。住宅の建築の時期は、子どもが小学校に上がる時などを選択する人も多くいます。ですから住宅の建物のプランの前に土地を探さざるを得ない場合もあります。それは、土地の形状や周囲の状況によって、建物のプランが変更せざるを得ない場合も考えられます。そして「買付証明書」を不動産会社に提出し、土地を仮抑えすることも可能です。

とはいえ、土地の仮決定と言っても自分たちだけでは不安と感じる人もいるでしょう。建築会社や設計会社によってはライフプランに合わせて土地の選定などにも相談に乗ってくれる会社もあります。そういう部分を含めてパートナーを選ぶこともひとつの方法です。

3.家のイメージを固め、パートナーを選ぶ

ここからは自分たちの建物を実際にどうしていくのかを考えていく部分いなってきます。実際にどの位の予算が把握できたら、家族内でどんなイメージの家を建てようか検討していきましょう。今の生活にプラスしたい部分などをあげることもひとつの方法です。住宅雑誌や情報サイトなどを有効的に活用しながら、資料請求や実際の家を見てみるなど、パートナー選定につなげていきましょう。

4.概算見積りを依頼する

自分たちの家のイメージを固めながら選定したパートナーを厳選し、候補の会社を絞りましょう。そしてその候補の会社に見積もりを依頼する=「相見積もり」を実施します。もちろんひとつの会社にというのでも間違いではありませんが、同じ条件や希望を伝えて見積もりを出してもらって比較することで新たにめてくる部分もあるからです。そして各社から提出された見積もりをチェックする際には、伝えた予算での間取りの実現や住宅の基礎となる設備や内装の仕様なども含め、しっかりと確認しましょう。

5.パートナーを決定し、プランの詳細を固める

見積もりから比較検討し、ようやくパートナーの決定になります。家の建築にかかる部分以外の付帯工事費や諸費用の見積りも提出してもらい、パートナーの説明を受けながらしっかりと内容と金額をチェックしましょう。金額の部分はそんなはずではなかったとならないよう、自分たちが納得できるまで行うことが大切です。それに合わせて、間取りなどのプランの詳細も決めていきます。自分たちの予算内で実現できる、間取りや外観、住宅設備などが決定していきます。

6.住宅ローンの申し込み

土地と建物の計画がある程度まとまってきた時点で、住宅ローンの準備を行います。住宅ローンの場合、審査は事前審査と本審査の2回実施されます。現在は住宅ローンの申し込みなどをパートナーが代行してくれるケースも多いですが、長い期間返済に関わるのは自分たちです。借入先やローン金額、返済期間などをしっかりと確認し、資金計画を立てることが重要です。

7.建築工事の開始

実際に自分たちの夢がカタチになる工事が開始されます。流れとしては、土地の所有権移転・確認申請・地鎮祭・地盤調査と地盤改良・基礎工事・上棟・建物工事や付帯工事などが工程としてあります。

いろいろな工程がありますが、任意のものやパートナーが代行して行ってくれるものもあります。ですが完成して住むのは自分たちです。できるのであれば、着工の前にまずは近隣へのあいさつを行うことをおすすめします。工事中はどうしても、工事関係の車の出入りや騒音などで近隣に迷惑をかけることがあります。近隣の方との関係づくりも、円滑に生活していくためには必要不可欠です。分からないことはパートナーの方に相談しましょう。

8.住宅の完成 そして引き渡しへ

建物が完成したら、営業担当者や工事責任者と一緒に建物をチェックする「竣工検査」が実施されます。そしてその後、鍵・住宅設備の説明書・保証書などを受け取る引き渡しになります。そして建物を登記し、住宅ローンも開始されます。

長くかかった夢のマイホームが完成し、新しい生活がスタートします。

自分たちが納得するまで

広々としたリビングが欲しい、おしゃれなキッチンにしたい、自然素材を活かした家にしたいなど、たくさんの希望がふくらみます。ですがやはり現実にプランなどに落とし込んでいくと、自分たちの思い通りにいかない場面にも直面します。

予算との兼ね合いだったり、規制との兼ね合いだったりなどさまざまです。夢に見た自分たちのマイホームを手にするためには、たくさんの人の協力が必要です。「いい家を作りたい・・・」その想いは誰もが同じです。そのパートナーなどが今まで培ってきた経験や知識やノウハウなどを使い、サポートしてくれます。

【自分のイメージを伝え、想いを共有すること】

上記は良く言われる事ですが、そもそもプロでなければ、家づくりは一生に一度あるかないかの体験の方が殆どです。そのため家づくりにおいてうまくイメージを伝える事は難易度が高くなります。

家づくりに対する思いや要望『ああしたい、こうしたい』もうまく表現出来ず、具体的にどうしたいと言葉にして伝えられないものです。これをいかに度重なる打ち合わせや会話から引き出す事ができるかの力がプロに求められている訳です。

その『引き出す力』『コミュニケーション能力』がデザイン力とあわせて家づくりのパートナーを選ぶ大事な要素なのです。

そんなはずではなかったを防止するサンプルチェック

家で使用する素材は、いろいろな種類になります。特に目につく部分などの仕上げ材などのサンプルチェックは重要です。いざ家が建ってから、こんな感じじゃなかったと思わないよう、できるだけサンプルを見せてもらうことをおすすめします。実際壁や床に使われた場合どんな風に出来あがるのか想像してみてください。

など後悔しない家づくりのためにはいろいろな方法があります。自分たちが納得いくまで検討し、相談し。そんな時間がたてば、楽しい思い出になるはずです。

家は建てて終わりではありません。信頼できるパートナーを

みんなが長い時間過ごす家だからこそ、安心で安全な家を建てたいと思う気持ちはみなさん同じです。家は建てて終わりの商品ではありません。もしかしたら家を建ててからが本当のお付き合いが始まるのかもしれません。長く住み続けるにつれて、傷みや不安も発生してきます。そんな場面に気兼ねなく相談できるパートナーを、家を建ててもらう相手に選ぶことも大切です。

KANAEL住まいるはでこのように一歩ずつ夢の完成をお手伝いしています。

KANAEL住まいるは土地有効活用・不動産売買・仲介も扱っている会社です。でも基本は、お客様の「夢」、「思い」を形に。をコンセプトにしている設計事務所です。知識や経験・ノウハウでサポートします。ぜひ一度あなたの声を聞かせてください。その想いをかたちにしてみませんか。

KANAEL住まいる URL:https://etwas.co.jp/

住所:埼玉県川口市中青木1-4-8-109  tel:048-256-0501

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お客様の「夢」、「思い」を形に。をコンセプトにしている設計事務所です。

建築設計事務所ならではの提案や15坪からの土地有効活用など、

土地活用の提案も得意としています。

一級建築士・宅地建物取引士・ファインシャルプランナー・賃貸不動産

経営管理士など、様々な資格の知識から皆様の思いを形にしています。

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